このほど、パラグアイの大手メディア『ABC Color』紙は、パラグアイのJavier Gimenez商工大臣によるベトナム訪問の成果を評価する記事を掲載しました。その中で、「ベトナムはパラグアイにとって大豆や肉をはじめ、潜在的な農産物の輸出先となっている」と強調しました。
24日に行われたベトナムのグエン・ホン・ジエン商工大臣との会談で、Javier Gimenez大臣は「今回のベトナム訪問は、ベトナムの企業代表団がパラグアイでの投資や市場拡大チャンスを模索することに役立つであろう」との見解を表明しました。
ベトナム訪問期間中、Javier Gimenez大臣はベトナムの大手企業の代表と会合を行うほか、「南米南部共同市場(メルコスール)の輪番議長国2024として、パラグアイは、メルコスールとベトナムとの自由貿易協定の交渉を催促する」と明らかにしました。
なお、パラグアイはラテンアメリカでベトナムの主要貿易相手上位10か国に入っています。2023年、ベトナムとパラグアイの貿易総額は、2億8千万ドルを超え、2022年と比べて22%増となっているとしています。
(VOVWORLD)